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宇久の風力発電所建設 漁業者が損賠求め提訴 地裁佐世保 2021/6/9


宇久の風力発電所建設 漁業者が損賠求め提訴 地裁佐世保

2021/6/9 11:10 (JST)

© 株式会社長崎新聞社

 日本風力開発(東京)が長崎県佐世保市宇久島で進める風力発電所建設計画で、昨年度実施された海底ケーブル敷設工事を巡り、工事の時期や場所が漁業者に知らされず漁ができない期間があったとして、漁業者2人が事業主体の宇久島風力発電所に対し、計約676万円の損害賠償を求めて長崎地裁佐世保支部に提訴したことが8日、分かった。提訴は5月25日付。

 訴状によると、原告2人は針尾漁業協同組合(佐世保市)に所属し、工事が行われた海域でタコつぼ漁を行っている。同社から工事の具体的な時期・場所を知らされていなかったため、漁によって工事に損害を与える可能性などを考慮し、例年通りに漁ができなかったと主張。これに伴い漁獲高が減少したとして、賠償を求めている。

 海底ケーブルは宇久島から本土に電力を送るためのもので、敷設工事は昨年度までに完了した。風力発電所としては国内有数の規模となる計画で、2024年の運転開始を目指している。


 
 
 

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